OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

読めば考えたくなる花業界とスーパーの店舗数と花売り場設置数について 

2020.03.12

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

「スーパーマーケット白書」をご存じでしょうか。スーパーの店舗数、花売り場設置数が掲載されています。
数値を抜き書きしますと、店舗は22,229店舗、花売り場設置数(推計)91.8%です。花売り場件数としては2万件あることになります。
スーパーには一日2,000人ぐらいのお客さんが来るそうです。一日の売り上げが計算上ですが平均で400万になります。花の売上ってどれぐらいなのか、業界で言われている数字は、売上の0.2-0.5%と言われています。そうしますと、一日1万円未満ということになります。
しかし、日本で最も売れている売り場はスーパーマーケットの花売り場ですから、もっと花が売れるような提案をしてみたいものです。
以前、新潟で最も先進的だと思うスーパーを見ました。ローストビーフの近くにチーズとワインがあるような売り場です。棚も低くて売り場全体がさっと見渡せる素敵な感じ。

こちらの花売り場はお花屋さんのインショップのような品ぞろえ豊富で素晴らしい売り場でした。感動したので店員さんに伺いました。なにしろ流行のネイティブフラワーが置いてあるのですから。すると、インショップではなくスーパーが運営している花売り場ということがわかりました。そして、品ぞろえが豊富なので購入者の世代年齢は幅広いそうです。つまり若い方もお花を購入するそうです。

 

その「スーパーマーケット白書」には、教育無償化による可処分所得の自由度の高まりが商機であるというニュアンスの特集がありました。
そうか、若年層がスーパーを訪れ、今までは花を購入しなかったかもしれないが、そういう余裕が生まれたことで更に素敵な花売り場がここにあれば、花の購入は生まれるなそんなストーリーが頭をよぎりました。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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