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花き消費のピークは本当に1997年だったのかを検証し、平成と同じ轍を踏まない令和時代を築く提案セミナー開催

2019.06.12

こんにちは。ボンジュール内藤です。

6月18日のJFMAセミナーでは、平成の花き業界を振り返り、令和の花き生産販売についてご提案させていただく予定です。また、僭越ながら、トレンドウォッチに関して今やること、令和9年までにやること、及び令和23年までにやることをご提案させていただこうと思っております。

話の本題はトレンドのサイクルやマリー・アントワネットのファッションと花トレンドの相関を見たりしながら、将来の花トレンドの行方を考えるものですが、冒頭では平成年間の花業界を振り返ります。そこで検証するのは、花業界のピークは本当に1997年なのかということです。1991年バブルが崩壊しても尚、花業界は伸び続けたと言われていますが、本当に伸びていたのでしょうか。実はバブル崩壊とともに消費は減少していたのではないでしょうか。バブル後も伸びたというのは幻想だったか、もしそうだとしたら、なぜその幻想に捉われてしまったのかについて検証したいと思います。

 

そして強調したいのは、平成年間の花き業界の最も大きな動きは、生産と消費が下がったということではないということです。統計が示すようにたしかにダウントレンドだったかもしれません。しかし、だからこそ発展したことや大きく変化したことがたくさんあります。種苗、生産、流通、小売り、資材、行政それぞれに活性化のために進歩したことがありますし、なにより業界全体として取り組みの結果を残したことがたくさんあります。平成の最後には小売現場でパラダイムシフトともいえる大きな変化が起こったことも忘れてはなりません。

 

そんなことをセミナーの冒頭で振り返ってから本題に入りたいと思います。

 

というか、その前にみなさま『マーケティングの嘘』の著者、辻中先生のお話を伺える機会は花業界にいてなかなかありません。この機会を見逃すこと勿れ。

 

まだお席に余裕があるようでございますので、ご都合が合うようでしたら、ぜひご臨席いただけると幸いです。

 

JFMA弱小理事からのお知らせでした。

それではみなさま、ごきげんよう。

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