OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

香りのバラは日持ちが短いのか

2018.10.23

今週は中央通路はバラ祭り!静岡のバラと滋賀のバラが展示されています。

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この中で、先日ご紹介したバラの香りの点から、いくつか芳香の強いバラをご紹介してみます。

アンブリッジローズ

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ザ・プリンス

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アム・ルーズ・ド・トワ

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サフィーア

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ラグジュノーブル

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しずく

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シェドゥーブル

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マイガール

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イヴピアッツェ

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などなど、香りの強弱も種類もすべて異なるものですが、どの香りも幸せな気分にしてくれます。(そしてボケも多少は防止してくれていることでしょう。それでも尚、ボケているのですが)

 

さて、強香のバラの切花は、香りのないものと比べると一般的には日持ちが短いと言われます。

本当なのでしょうか。

実験したことはないのですが、確かにそのようなイメージはありますし、実際芳香の強いバラを飾ると弱いか、ほとんどない品種に比べ、先に鑑賞期間が終わってしまう経験は何度もあります。(※上記の芳香バラの日持ちが短いということではありません。芳香バラの中でも比較的日持ちは良い方だと思います)

ではなぜ日持ちが短くなるのでしょうか。

それは、香りの強いバラは栄養分が香り作りに使われ体力を消耗するからだそうです。

なるほど、芳香を放っている分、エネルギーが必要ということなのですね。

では、栄養剤も普通のバラよりさらに糖度の高いもの(があればそれ)を使うと延命の効果が期待できるのでしょうか。

わかりませんが、理屈からいけば可能性ありのように思っています。香りのバラの寿命が短いことで寂しい思いをしたことのある方は、試してみてもいいかもしれません。

 

 

ちなみに、何のためにバラにとげがあるのかは、じつは正確な役割は分かっていないそうです。

バラのトゲは樹皮からできたものなので、ほかにトゲがあるサボテンやユズなど茎が変化したタイプとはパターンが異なります。

バラという言葉の語源を考えれば(日本だけの狭い世界になりますが)、イバラ(茨)に由来します。イバラとは「トゲのある低木の総称」。つまり、なぜバラにはトゲがあるのかという、今のところは「トゲがあるからバラ」という答えになるのかもしれません。

(トゲなくてもバラなのはモッコウバラなど)

 

【最後にイベント告知 2件】

1.大田花きツリー市 11月19日 午前8時30分ごろから

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2.Fall in Shiga Flowers 10月25-26日 二子玉川ライズ

大田花きのセリ室前に展示されている滋賀県のエレガントなバラのイベントが二子玉川で開催されます。

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ご都合が合うようでしたら、お出かけくださいませ。

 

 

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