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農業景況DI 平成30年上半期

2018.10.18

日本政策金融公庫は中小企業、農林業業者向けに融資を行う政府系金融機関。

全国に広がるネットワークを駆使して、緻密な調査分析を行い、農業景況を定期的に発表しています。

9月18日に発表された最新版、平成30年度上半期の農業景況調査はこちらでご覧いただけます。

 

農業全体における景況DI(DI=Diffusion Index、景気動向を示す指数のひとつ。「良くなった」の構成比から「悪くなった」の構成比を差し引いたもの)は、過去最高値を記録した平成29年通年実績から17.9ポイント下落し、3.3ポイント。

全体では低下傾向にある中、酪農・果樹・畑作が好調を維持。一方、施設野菜・茶・きのこ・施設花きにおける景況DIはいずれもマイナス。

施設花きは平成29年通年実績がマイナス10.6、平成30年上半期がマイナス25.2、平成30年通年でマイナス19.6の見通しです。

 

上期実績が前年よりも悪い状況でした。昨年の単価安の影響でしょう。今期についてはやや持ち直す予報を出していますが、台風の影響からするとあまり芳しくない可能性もあります。

 

生産コストDIや設備投資見込みDIなどにおいても、施設花きはのほかの生産品目と比べ特徴的な数値が発表されています。よろしければご覧くださいませ。

 

 

その他、ご参考まで。

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