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品評会の新しい基準!?

2018.10.16

10月12日の小欄でファレノのロイヤルシルク品評会についての話題に触れさせていただきました。

 

本日16日現在、ロイヤルシルクはまだ変わらず展示されていますが、品評用の台紙は撤収されました。

明日17日勉強会があると伺いましたので、もしかするとその勉強用に集計しているのかもしれません。

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品評用の台紙がなくなったほかに、写真から何か変わったことに気づきますか?

気付きませんね、フツー。写真にはほぼ映っていませんし、前を通り過ぎただけではわからなかったくらいです。

 

ところが、よーーーーく首を曲げて、右から左からから下から見てみますと、萎れている花がいくつかあることに気づきます。

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原因はさておき、ファレノだったらこのようなことはよく起きてしまうことの一つでしょう。

しかし、今回の品評会の基準には含まれていませんでした。日持ちという点。ということは、勉強会でもその点については議題に上らないでしょう。特にファレノであれば、長持ちするのが前提ですから、日持ちについて検討されることは少ないかもしれませんね。

 

しかしながら、切花の品評会ともなれば、消費者の一大関心事が日持ちであるということがわかり、また国からも日持ちプロジェクトが支援事業となっている今、そろそろ品評会でも「日持ち」という点が評価基準に入ってもいいように思います。

出品されたその日に見た目やつくり、色ノリだけではなく、例えば5日後や7日後などに日持ちという基準も含め、時間が経過したときの品質も審査する。

現在の消費者ニーズを考えればこそ、品質を審査する上で日持ちという評価基準も、ひとつの不可欠な軸になってくるように思いました。

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