OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

オイコノミア植物の経済学

2017.04.06

昨晩(4月5日)の「オイコノミア」のテーマは「植物」。面白かったですね。

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番組は、又吉さんとプラントハンターの西畠清順さんの植物シリトリで始まります。又吉さんはもちろん一般名をおっしゃるのですが、なんと西畠さんは学名で勝負します。

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オーレア・ヨーロッパエア(写真↑)とはオリーブの学名。

ワイルドな雰囲気をプロデュースされる西畠さんですが、いかに勉強を積み重ねていらっしゃるかよくわかります。番組内でも、「直感で動いているようですが実はものすごく数学的で理論に裏打ちされた事実に基づいて植物を取り扱っています」とおっしゃっていました。ずっとニコニコされて、自然体が売りのような西畠さんですが、その内に秘めた情熱がいかに熱いかを感じさせるキャラクターですね。

 

私たち市場流通関係者と大きく違うところは、西畠さんは「流通にのっていない植物を取り扱う」ということ。一見珍しそうに見えてもクリックひとつで買えるようなものは原則として市場に流通しているもの。そのようなものは取り扱わないのだそうです。かなり日々チャレンジングな業務ですね。コストも必然的に高くなります。

そのような業務を経済学的に紐解くと、市場に流通していないものを提供するのは、「多様性選好を満たす仕事」というのだそうです。選択肢がたくさんあることで消費者は満たされる。そこに一つ西畠さんの仕事の価値の高さがあるわけですね。

また、売買の際に発生するコストを「取引費用」といいますが、西畠さんのビジネスモデルは取引費用が極めて高くなります。しかし、素人(消費者)が自分でやると、さらに高くなる。自分でやるより、プロに頼んだ方が安く済む。コスト、労力も相当安く抑えることができ、購入後に植物が枯れてしまうなどのリスクも下がる。

仲介してもらう方が結果的に安くなるというユニークな経済学ですね」と安藤至大(むねとも)先生はおっしゃっていました。

これはほんの冒頭の内容ですが、番組の中には経済学のキーワードがいくつか出てきて、大変勉強になりました。

日頃大田花きでご購入される買参人様の中にも、以前から西畠さんから仕入れをされる方はいらっしゃいます。取り扱う花きの性質が違うので、西畠さんと市場流通はあまり競合することはありません。

来週のオイコノミアは「世界が注目!BONSAI(盆栽)の経済学」としてもう一度植物特集です。

ご興味がございましたら、ぜひご覧くださいませ。

 

【お詫び】

ということで、本日はガーベラのデータについてのお話を予定しておりましたが、明日に順延させていただこうと思います。大変申し訳ございません(´-ω-`)スイマセン

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