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必読☆日経新聞「やさしい経済学」 藤島先生の「農産物流通と卸売市場の機能」

2017.01.18

本日1月18日の日経新聞に大田花きが手数料引き下げ方針の記事。日経新聞さんらしい論調だなーと。

記事はさておき、新手数料率は2月に東京都知事に届け出て、受理されれば4月から適用される見通しです。手数料率の見直しは、新しい時代の流通改変に適応し、生産者様から輸送、卸、仲卸、加工、小売店、花き流通に携わるすべての方がメリットを享受できるよう舵を切ったものです。

ということで、大田花きとは別会社である弊社からいえることはここまで!花研ブロガー2号も本件に関しては一昨日知りましたので。

詳細は大田花きまでお問い合わせくださいますようお願いいたします♪

 

そのほか、「今週の」日経新聞には見逃せない記事があります。←こっちが本題!

昨年10月にも「農業の効率化と地方創生」のテーマで連載があり、小欄でご紹介させていただいた「やさしい経済学」コーナー。今週はなんと藤島広二先生の「農産物流通と卸売市場の機能」というタイムリーなコラムが掲載されています。

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藤島先生といえば、北海道大学大学院農学研究科で博士号をご取得、現在は東京聖栄大学の教授で農産物流通が専門です。、「市場流通2025年ビジョン」(2011年)を執筆され、大田花きグループでも平素より大変お世話になっています。

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16日(月)から始まった藤島先生の連載は、初回の月曜日にはオープニングコラムとしての序章、2回目の火曜日(昨日)は直売所販売における「見えにくいコスト」について。直売所は消費者にとっても生産者にとってもメリットが大きいはずだが、それでも尚、消費者は通常の小売店を利用する率が高い(実際私たち自身のパターンを振り返ってもその通り)理由は、直売所の取引に「見えにくいコスト」があるからと。

そして3回目の本日は、直接販売・直接取引(中間業者抜き)は本当に効率的なのか、中間業者が介在することで取引回数が減り大きなメリットを得るマーガレットホールの法則や、中間業者に一括で荷を送り、単位を大きくすることによる輸送効率化などが説明されていました。

このコラムは、私のような者でも毎回わかりやすいくて興味深く拝見できます。著者の先生がわかりやすく書いてくださるのもありますし、編集委員の方のご尽力も大きいことでしょう。(某紙に私の書評を提出し、掲載の運びになった際、編集委員の方の能力の高さを実感しました^ ^;)

みなさまもよろしければ今週の「やさしい経済学」にご注目くださいませ。

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