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12月13日松迎えと新聞記事

2016.12.13

12月11日には大田市場で松市が開催されましたが、本日12月13日は「松迎え」といいます。門松用の松やおせち料理を作るための薪などをこの日に採りに行ったことが始まりです。正月を迎える準備を始める12月13日を「正月事始め」「煤払い」とも言います。

 

さて、そんな松迎えの本日、日本農業新聞の記事に掲載されたのは花の国日本協議会様のリサーチ記事。

花を贈る男性“急増”とのこと。しかも若い世代でその傾向が顕著に見られると。協議会のみなさまの積年にわたるご尽力もあり、若い方の意識変化や社会の文化が変わってきたことが伝わる記事ですね。松のように1000年以上続く伝統文化は継続しつつ、生花店さまにおける日々の消費は刻々と変化しているようです。

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花贈りは消費の記事ですが、もう一つ気に留まった記事は生産側に関すること。

一昨日の11日(日)の日経新聞一面、ノーベル賞授賞式の大隅先生の写真の横に、“外国人の就農特区を設ける”話題。

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在留外国人は今年6月の時点で230万人。新潟県の人口とほぼ同じ。1年で13万人増えたことになります。日本政府は労働を目的とした外国人を原則として受け入れませんが、高度な専門知識や技能を持つ優秀な人を高度人材と認定し、その人たちに限り最長3-5年の就労滞在を認めるというものです。外国人の能力を生かして経済成長の底上げを図るのが狙いです。

さらには、彼らを常時10人以上雇用するなどの条件を満たした農業生産法人には、派遣会社などを介さない直接雇用も解禁、中核となる人材として働けるようにする一方、雇用主には日本人と同等学以上の報酬を支払うよう義務付けるという内容でした。

同じ外国人の就労受け入れといっても、従来は技能実習生として雇用していたのがほとんど。国内に21万人ほどいるようですが、これは途上国の発展を願い技術を伝授するのが目的。日本で得たスキルを海外で生かしてくださいというもの。

一方、今度は海外で得た専門スキルを持つ優秀な人材に日本でその能力を生かしてくださいというものです。

来年度に特区を設置するようですが、これが広がれば人材確保が難しいこの時代、嬉しいニュースかもしれませんね。未来を明るく創造するしくみのように思います。

 

あー、こんな風にブログを書いていたら、ある朗報(といえるか?)が舞い込んできました。

ヨシ!明日のブログ内容は“ソレ”に決まり。ぜひ明日も小欄を覗いてみてくださいませ♪

(もしがっかりさせちゃったらすみません)ではごきげんよう。

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