花研コーヒーブレイク
【後編】暑さが常態化した日本の花き販売を問ふ!
2026.07.07
こんにちは。花研の一研究員です。
昨日、ここに列記したヒマワリ、ヘリオプシス(ヒマワリモゾキ属)、ジニア、ルドベキア、コレオプシス(ハルシャギクの仲間)、エキナセア、マリーゴールド、ケイトウ・・・などは一年草、二年草のいわゆる草花類と呼ばれるものです。
ジニア、ルドベキア、コレオプシスなどが仲卸さん店頭に並ぶ様子
EUでも想定以上の暑さが続くとニュースで報道されますから、EU各国の生花売り場においても品ぞろえが暑熱対応アイテムに向かっているように思います。
海外での事例を挙げます。オランダ発祥のECフローリスト、BLOOMONのサイト画像をみると(HPはこちら)、ヒマワリ、ルドベキア、ジニア、トリトマ、ケイトウ、グラジオラスなどっが提案されています。
なるほど「結構暑いのよね」と言わんばかりのアイテムです。
北米の露地栽培の小規模生産グループASFG(アソシエーションオブスペシャリティーフラワーグローワーズ、HPはこちら)のHPではトップ画像がケイトウです。一年中ケイトウが掲載されていて、そろそろ変更したらいいのにというくらい常夏感あります。
世界中、日本も暑さが常態化し、生産・販売対応できるアイテムへといち早く舵を切っている生産者が増えつつあるようです。となれば、ブーケを作るデザイナーさんの方でも組み合わせを配慮してく必要があるでしょう。これは一つの環境配慮のアプローチでもあります。
一般に環境配慮といえば、「石油製品を減らす」とか「資源利用量をできるだけ減らそう」というアプローチがあります。それはそれで重要です。もう一つは暑さに適応できるアイテムをいち早く取り入れたブーケやアレンジメントを作る、お教室ならそういうアイテムを生徒さんにお伝えするということもやっぱり環境対策なんではないかと思うわけです。
従来の生産・販売アイテムを見直すときかもしれませんね。ダーウィンのあの言葉が思い出されます。
★追伸
オランダで雹が降って温室のガラスが割れたということが業界のポータルサイトに掲載されていました。
Dutch greenhouses damaged during hail storm(フローラルデイリーより)
日本でも雹の被害は毎年のようにあります、たいへん対策の難しい問題です。
それではみなさま、ごきげんよう。











