OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

フューネラルビジネスフェアへ

2015.06.09

6月8,9日と横浜パシフィコで開催されていたフューネラルビジネスフェアに行ってまいりました。

今年は生花関係の各社様は1か所にまとまり専門スペースをつくって出展されていましたので、拝見しやすかったように思います。短時間で効率的に各社様のブースを拝見し、思いのほか多くの方にご挨拶させていただけました。

会場を1周して花祭壇などで使われていた花を確認したところ、主に以下の通り。

・カーネーション

・ユリ(オリエンタル、アジアティック)

・カスミソウ

・トルコギキョウ

・コチョウラン

・・・ここくらいまでが圧倒的に多い印象・・・

そのほか、

・スプレーマム

・輪ギク

・ヒマワリ(季節柄)など

・葉物はレザーファンが多い

 

帰社してから気付きましたが、そういえばカトレアは見当たりませんでした。

 

展示会場での展示から昨今の動向の一部を知ることはできても、すべてをそのまま反映しているものでもないでしょう。

大変立派な花祭壇を手がける某大手生花店の社長様に昨今の葬儀花の傾向を伺ったところ、東京でいえばキク祭壇が2割、洋花が5割、残りの3割がキクと洋花のミックスと教えてくださいました。キクは確かに減少傾向ですが、キクがお好きな方もいらっしゃるとのこと。またキクが嫌なのではなく、色や雰囲気の自由が利かず、個人の好みに合わせられないのがネックなのだとか。だからこそミックスが根強く人気とおっしゃっていました。

葬儀の花も生活者の好みによってココ数十年、数年で目まぐるしいほど変わっています。葬儀というイニシエーションそのものに参加する機会が少ないだけに、取り残されないようしっかりとキャッチアップしていきたいと思います。

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