OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

新年ご挨拶

2014.01.04

 

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

本年も精一杯努力奮励してまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

そして、皆さまが健康に恵まれ、ビジネスもすべてウマくいきますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

さて、1月1日、恒例のウィーンフィルハーモニーによる新春コンサートin楽友協会をご覧になったでしょうか。

楽友協会のコンサートに行ったことはありますが、ウィーンフィルハーモニーのコンサートは未だに行ったことがありません。一度行ってみたいとは思いますが、ま、何せチケットが高くて手が出ません~^_^;

その音楽を理解する知識と教養、はたまた感性などがあれば、高いチケット代を払うだけの価値もあるのでしょうが、私はまだまだ勉強不足です。

従って、今のところウィーンフィルのニューイヤーズコンサートは自宅でNHK放送経由で拝見することにしています。

 

そうです、花業界に携わるようになってから、聴くというよりも観ています!

何を見るかというと会場の花の装飾です。楽友協会がこれほどまで豪華に花で装飾されるのも、1年のうちそうないでしょう。

 

今年はピンクを基調に薄紫色などを合わせた優しい色合いでした。ピンクや薄紫のバラのほかに、ピンクのシンビジウムやアンスリウム、カーネーションなどを使っていました。

   

昨年も、同じようなピンク基調でした。ラナンキュラスやマーガレット、バラなどを使っています。2013年がピンクでしたから、2014年は赤基調かビビッドなオレンジ基調かな~なんて予測していましたが、見事に外れてしまいました。これは、もしくはパントンが発表した2014年の流行色ラジアント・オーキッドを意識した色目なのでしょうか。

 

2012年は赤と白のバラで赤白基調、2011年は黄色・オレンジ、時々グリーン基調でした。

 

今年は、指揮者(ダニエル・バレンボイム氏)にブーケがプレゼントされました。(例年のことかもしれませんが、記憶にありません)

これほどフォーマルなシーンに置いての花束でさえも尚、ブーケのラッピングは施されておらず、足元も保水もなくそのままです。

わーっと束ねてそのまま“ハイ!”とプレゼントした感じですね。ヨーロッパらしさを感じます。

 

 

今年の指揮者は、そのブーケから2-3本花材を引き抜いて、コンサートマスターやソロ演奏で活躍された方などにお渡ししていました。自分だけではなく、演奏者にも“花を持たせる”という指揮者の温かい気持ちを感じます。

こちらが引き抜いているシーン。

しっかり束ねてあるため、さすがにちょっとご苦労されていましたが。

 

 

ヨーロッパ流のラウンドブーケも立派ですが、楽友協会の装飾は毎年見事です。

毎年カメラマンが異なるのか、その年によって様々な角度から花をよく映してくれる年となかなか花のクローズアップがない年とがあるような気がします。今年のNHKの再放送は1月12日午前1時25分からのようです。ご興味があればご覧になってみてください。

 

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