OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

デザイントレンドは画竜点「青」と思っていたけれど・・・

2023.11.16

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

SNSの普及による「映え」効果を出すために、花のデザインの中で「青」、あるいは紫や濃いピンク系を含む「青系」って暫くマストだったように思います。

2016年くらいからその兆候が強く表れていたように感じていました。

青がないと完成しないくらいな感じに青がマストだったので、画竜点睛ならぬ画竜点「青」と感じていたほどです。

 

それが、個人的肌感覚ですが2021-2022年くらいワントーン落ちて、くすみ系が主流になり、青や紫はグレー寄りにトーンダウン。デザインはますますシャビー(shabby)な印象を携えるようになったように思います(異論ももちろんあると思います)。トーンダウンしても尚、シャビーカラーの中に青系はマストでしたが、ここでまた変化が表れたように思います。

 

色目のポイントは「ボケonボケ」というテーマで、テイストを変えてあちこちに寄稿せていただきましたが、どんどん色褪せて、褪せただけでなく、なんとなくカラーを統一、もしくは少な目の色目で調和させるデザインになってきたように思います。花のデザインがというよりも、ファッションや感性の商材にそれがすでに表れていると感じることが多々あります。花ももちろんカラーバリエーションは必要ですが、きっとこのようなカラートレンドがデザインに反映されていくのではないでしょうか。

色合わせの変化について、引き続き注目してみていきたいと思います。

 

そんな風に思っていたらフラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2023にも、その仮説を裏付けるような結果が出ていました・・・といっていいでしょう。

大田花きでの発表と表彰式は12月8日です。本年もありがたいことに、受賞者様全組が表彰式にお越しくださることになりました。本当にありがたい限りです。

ぜひみなさまにはご注目いただけますと幸いです。

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フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAは2005年に始まり、今回で19回目を迎えます。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

『フラワービジネスのノート2024』にはフラワーオブザイヤーOTA2022(昨年)の結果と分析も紹介されています。

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