OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

生物多様性から始まる自然の理解と人間世界の理解がシンクロしているなあと思う

2021.11.10

こんにちは。ボンソワール桐生です。

時々花をお届けに小学校へ行きます。この写真のアレンジはその場で作成したものです。見本というと恥ずかしいのですが、小学生に説明するに際し、なにか見本がないとわかりにくいので、門前の小僧で覚えた程度のものですが、これを生けました。

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タイトルのように、学校の教育プログラムに「多様性」というキーワードが入っているのですね。これをどう教えるのか。教科書などの資料はありますが、花の世界から「多様性」を見るとこれが実にわかりやすい。
葉物のモンステラ、これは輸入品ですね。リンドウは岩手県産、ケイトウは愛知県産、ダイヤモンドリリーも岩手県産だったかな・・・。様々な地域、国を超えて花の生産があり、ここ日本に集まって飾られ、飾られることで楽しさや癒しを提供する。これが多様性を認め合うということですねと説明します。
こう考えますと、植物だからといって理科的な知識だけではなく、多様性を示唆することもできるのですから、まあ花を使った授業というのもまたマルチサーフェスです。

 

なお、小学生に感想を聞きますと、茎を切るのが楽しいとかいわれます。それって図工やっている感覚では・・・。

 

それではみなさまごきげんよう。

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