OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

地域名産をつくる~地域の活性化は植栽と花のイベントで切花ですね

2020.12.17

こんばんは。ボンソワール桐生です。

 

随分前ですが、11月13日の日本農業新聞記事で東京都の瑞穂町で原種シクラメンの群生地をつくる運動という記事を読みました。シクラメンの原種はとても丈夫で、流通しているので購入した

ことがありますが、扁平なジャガイモのような根っこです。ここからチロチロと花があがり可憐な感じです。シクラメンの生産地でもある同町で、季節に群生したシクラメンがあるといいんではないかと考えて、種苗を増やし、今年植え込んでいるそうです。

 

また花き園芸新聞11月15日号では、埼玉の寄居町で在来種を植栽しようという動きがあるとのこと。記事を読むと市街地広場に在来の樹木を植栽し、地元らしさを演出ということのようです。古民家のリノベーション業界、都心からの移住者などは興味深い取り組みとしてみているようです。

 

コロナ禍で住宅として人気のある地域が郊外へ変化しているという背景からすると、地方都市で更に地域らしい植栽をすることや花の群生地を作ることは、商売だけでなく日々の散歩を伴う生活の豊かさにもつながります。このコラムで書いたかどうか忘れてしまいましたが、コロナ禍で花の需要活性化事業が各地あり、そこから地域花きの名産品の見直し、再ブランディング化があると推測していました。これら事例のように園芸業界ではけっこうあるようですね。切り花が得意とするイベント需要などは今期は人の集まることへの難しさからやや消極的かもしれませんが、働き方の多様性から地方都市への移住、そしてその地域を楽しもうという人々が大勢いるのですから切花も地域名産を作るべきでしょうね。

そんなことを二つの記事を読んで思いました。急ぐ話ではないですが、取り組みたいですよね。

それでみなさまごきげんよう。

 

本日のコラムをご覧いただき、へ~、ふ~ん、と思われた方はこちらをポチッとお願いできればうれしいです💛

だいぶ在庫が減ってきましたので(おかげ様で!ご購入くださったみなさま、誠にありがとうございます!)、お早目にどうぞ。

「フラワービジネスノート2021」のご購入はこちら

「フラワービジネスノート2021」の詳細はこちら

IMG_1883

pagetop