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こんなこと書いたら花研HPのアクセス減るかも?!自分で何を書いているかもわからなくなる学問について

2020.07.20

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

先日、『量子力学は世界を記述できるのか』(佐藤文隆著, 青土社)を読みました。

正確にはページをめくりましたが、読んだといっても何が書いてあったのか理解できませんでした。大概の書籍を深く理解もせずにざっと読み飛ばしているため、考えないとわからない本はもうお手上げです。タイトルがカッコいいので選んでみただけです。すぐにネットで書評を読み、内容を理解した気になりましたが、わからなかった・・・

 

量子力学とは、希代の物理学者でも直観的にわからない理論らしいのでいいんです、僕がわからなくても。量子力学ではものの存在が確率論であるというところが(この理解であっているのかは問わないでください)なんだか訳がわからないです。

 

この本を読んだのが先週のことでした。次に今週たまたまNHKを見ていたら「100分で名著」という番組でカントの純粋理性批判をテーマにしていました。このカントのものの見方が量子力学な感じです。人間が認識する、だからそのモノがあると言っています。量子力学でも観察者が見たからそのものがあり、箱を開けなきゃあるのかないのか決まらないとする話があります。物質を細かく細かくみていくと性質が違う訳です。集合体のときは鉄だけで、更に分けていこうとすると、そこに鉄(もしくは鉄を構成しているなにかが)あるのかないのかすら確率論になるのです。

突然ですがマーケティングの世界にも似たようなことがあります。統計的な購買のふるまいと一人一人の購買のふるまいです。POSデータによる集合体とWEB販売における購買にいたる行動パターンのような違いです。1000人中ある商品を10名が購入していた。では逆に10人の行動を調べると、全く同じ状況で購入した人はいない。統計的にはあるけど、全く同じものがないという感じでしょうか。古典物理学では因果応報のように、Aがあり、Bがある・・・・でCなんですが、量子力学は何だっちゅうのか・・・。

 

何を書いているのかわからなくなったのでまたにしますが、現代マーケティングが他の理系科目と同じように科学的ではないように言われる場合があるのは、むしろマーケティングは個々のふるまい、量子力学だからではないかと思えます。理系科目が古典物理学の解でしかなかったのかも。難しそうに書きましたが、今日は何もわかりませんでした。

ではさようなら。

これに懲りずに、また花研ブログを覗きにいらしていただけると嬉しいです。

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