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葬儀業と結婚式場の売上高4月はどうだったのか・・・国の統計データからチェックする

2020.06.09

こんにちは。ボンジュール内藤です。

 

経済産業省より特定サービス産業動態統計調査の4月の結果が速報として発表されました。コロナ禍真っ最中の3月、4月がどのような結果であったか、国が発表したデータから振り返ってみたいと思います。

METIdata

 

上段が売り上げの前値年同月対比、下段が取扱件数の前年同月対比(%)です。

葬儀業を見てみますと、取扱い件数は2-4月まで大きな減少は見られませんが、4月の売上高が約76%で24%減少。若干ですが葬儀を出す件数が減っていることに加え、葬儀業全体で24%減少しているところを加味しますと、葬儀用生花の縮小幅はさらに大きく70%くらいかなと想像します。

 

結婚式については、2月には120%を超えていました。この伸びについて経済産業省に問い合わせてみますと、閏年で週末が1回多かったことが理由とのこと。カレンダーを見てみますと確かに今年の2月は土曜日が5回あります。昨年は4回。結婚式が主に週末に行われることを考えれば、単純計算で125%ですが日曜日は前年と同様4回ですから、約122%というのは妥当なところなのかもしれません。3月はだいぶ感染拡大が深刻になっていますが緊急事態宣言がまだ出ていませんから、全体の6割くらいは規模を縮小しながらも予定通り挙式をして、全体的には半分くらいの売り上げだったということでしょうか。

 

参考までに遊園地・テーマパークもピックアップしました。休園していただけに大変な落ち込みです。国内の大手テーマパークでは限定的な形で営業を始めたところもありますが、できるだけ通常営業に近い形で再開できる日が1日も早く訪れることを待ち望むばかりです。

 

みなさま、本日も小欄をご覧くださいまして、ありがとうございました。ごきげんよう。

 

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