花研コーヒーブレイク

こんにちは。ボンジュール内藤です。

新型コロナウィルスCOVID-19の騒ぎが収まらず、なかなか私たち生活者の不安を煽っています。

大田市場がある大田区の病院からも感染した方が確認されたとかで（あまりこのようなピンポイント情報に振り回されるのもよくないかもしれませんが）、つまり、収束するどころかいよいよ対岸の火事ではないという生活者の思いが日一日と大きくなっているように感じます。

生活者としていかにCOVID-19に罹患しないようにするか、いろいろ調べてみますと毎年インフルエンザや風邪に罹患しないよう体調管理をすることにかなり近いように思います。うがい手洗いの励行、体を冷やさないようにする、規則正しい生活に努める、安易にソファーで居眠りしない（特にアタシ）、仕事をしすぎない（疲れない）なんてコトが重要なのかなと思っています。これらのことは免疫力に直結しますから。

さて、自分たちの体調ばかりではく、では中国から花がたくさん来ていますが、花にCOVID-19は付着していないの？なんて思われるかもしれません。

実際に、買参人さんからそのような質問を受けた大田花きの従業員もいるようです。花きを仕入れて販売する立場であればそのような、責任もありますしそのような不安を持つのももっともなことです。

そこで、厚生労働省のホームページを見てみました。

輸入花きに特定した情報はありませんが、ホームページのうち問18がその答えに該当するでしょう。

「問18 中国やウイルスが見つかったその他の場所から送られてくる手紙や輸入食品などの荷物により感染しますか？」

WHOの回答を元にしたようですが、WHOのサイトでは” It is safe.”と断言しています。

「一般的にコロナウイルスは、手紙や荷物のような物で長期間生き残ることができない」ということです。

ご参考。こちらは、COVID-19が食品や玩具を介して伝播しうるかということについての見解です。

飛沫感染以外の経路で伝播は、現在確認されていないとのこと。

「汚染食品の喫食や輸入玩具などの経路を介して患者が新型コロナウイルスに感染したことを示すエビデンスは現時点では存在しない。また、その他のコロナウイルスについても食品や乾燥した表面との接触による感染の報告は確認されていない。」

とはいえ実際の所、花き流通に関しても影響が出ていることは確かです。

尚、アジア方面にご出張の際は外務省の渡航情報もご参照くださいませ。

外務省の渡航情報（リンクはご参考として「中国の感染症危険情報」）

それではみなさま、ごきげんよう。