OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

電車内で座る人、座らない人2

2019.04.19

こんにちは。ボンジュール内藤です(*^-^*)

 

電車の話、パート2です。

昨日の小欄では電車の中で外国人トラベラーさんたちのマナーがイマイチなのを見かけると申しました。2人で4つの席を占領したり、下車する人がいるのに構わず乗車したり、はたまたホームにどか座りしたり(笑)

多くの日本人は、これらのシーンに遭遇しながら多くの場合は「我慢」しているのではないでしょうか。マナーと治安の問題は異なりますが、マナーが悪ければトラブルの原因となり、治安の悪化の引き金になりかねません。日本の治安というのは、他の国には一朝一夕にまねできないほど、素晴らしいものであると思っています。従って、労働力の確保や経済面から避けて通れないとはいえ、移民政策などでむやみに外国人が増えるのは少し治安維持の面から不安に思っていました。

長い歴史の中で培われた国内の治安が悪くなったら、もうお金をかけても、時間をかけても取り戻せないものを失うことになると。一方で、それがグローバル化の過程でトレードオフとなるのかなとも諦めに似たものも感じていました。

 

しかし、そうでもないと思うようになりました。昨日、大田花きの従業員から聞いたのですが、妊娠していたときに電車で3回席を譲ってもらったが3回とも外国人だったと(その時はアジア系の方)。そういえば、海外でバスに乗ったときに高校生らしき男の子がお年寄りに自然に席を譲っているのを見て、日本にはまだ定着していない光景だなと思ったことがありました。

日本人は、もしかして世界一席を譲らない国?

というか、複雑な国なのかもしれません。私自身も長距離電車で座っているときに席を譲ろうとしたら「私は立っていたいのです」と頑なに断られたことがあります。席を譲ろうとしたら「私は妊娠していません!」と言われたという新聞の投稿記事も見たことがあります。きっと席を譲ろうとして苦い体験をした人は少なくないでしょう。そんなこともあり、席を譲るというのはオファーしにくくなっているのでしょうか?

 

ま、そのような事情はさておき、何がいいたいかというと、外国人を受け入れ治安が乱れるのを恐れていましたが、実は、日本人が外国の方からマナーなどの点においても良い影響を受けることもあるのではないかということです。必ずしもトレードオフとはならないと思い直しました。

 

うーん、なんだか今週のブログは中盤以降、迷走しました^^;

 

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昨日読んだマーケティングの書籍(2019年2月発行)に、市場探知プロセスの成功事例として青山フラワーマーケットさまのモデルが紹介されていました。①誰が顧客か、②顧客はどこにいるか、③顧客は何を買うか・顧客にとっての価値は何かという点においてマーケティングを上手に行い、それまでほとんど花を買わなかった男性客などの顧客層を取り込むことに成功したと。

 

誰もが同じことできるわけではありませんし、できたところでうまくいくとは限りませんが、それぞの地域や業態、お客様に合ったスタイルで実践していくマーケティングマインドやイノベーションマインドが醸成されるといいですね。

 

それでは良い週末をお過ごしくださいませ。ごきげんよう。

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