花研コーヒーブレイク
菊菊菊菊!栗栗栗栗!
2025.12.03
こんにちは。いつも小欄をご覧いただきありがとうございます。
本日は花研ブロガー1号・2号による前編後編の2部構成でまいりたいと思います。
前編■「菊菊菊菊!」
「菊」って並ぶと上限の『鬼滅の刃』に出てくる鬼の眼みたいですね。わたしだけでしょうか。
※『鬼滅の刃』全世界1000億円突破おめでとうございます。
さて、NHK番組『趣味の園芸』を見ていたら菊類がアツい。宿根草でこの時期といえば菊、小菊、ノコンギク、アスターなど菊類がとてもいい。ご近所のマミフラワーさんの年末恒例の展示会にお伺いしまして、マム(菊)が会場入口で出迎えてくれました。存在感のあるディスバッドマムを使った作品がトップバッターで、なるほどトレンドだと納得しました。
かようにガーデニング、フローラルデザインともに菊菊菊がスーパー旬な気がしてなりません。恐らく菊ネタだけ集めたら、この時期相当集まるでしょうね。菊の魅力に気づかされる季節でした。
後編■「栗栗栗栗!」
フラワーオブザイヤーOTA最優秀賞、今年は高知県の「七立栗」です。
紹介すると、多くの方に「栗?え、栗??」と二度見ならぬ二度聞きされるのですが、本当に栗です。本当の栗です。七立栗は食べてもおいしいらしく、いつかいただいてみたいと思います。
一方、実際に仕入れや販売をしている方からの反応はまた違って、七立栗最優秀賞をすごく納得されているご様子。
例えば、あるバイヤーさんや「すごくわかるー。うちも七立栗が入ったら、つけておいてってお願いしたんですよ」と。
どのように販売していたのか伺うと、そのバイヤーさんは量販店への加工納めをされているようで、1本をスリーブに巻いて、5-600円と買いやすい価格に設定して販売したそうです。すると、よく売れたので出荷がある限りは毎回仕入れていただいていたとのこと。
ありがたい限りでございます。
さて、受賞された七立栗はこんな感じ。
小さな栗のイガがきれいに整列して、ピンと立つ感じのしっかりとした枝物です。
生産者さまが圃場の様子のお写真をお送りくださいました。
なるほど、この光景はなかなか新鮮に映ります。樹高もそれほど高くないのでしょうかね。
どの枝も実付がよく、あえて感じにするなら「栗栗栗栗栗栗栗栗栗栗」といった感じです。
この度のご受賞を農林水産省中国四国農政局のwebページでも紹介していただきました。
こちら→花き日記:中国四国農政局
表彰式は12月5日朝6時50分からです。
大田市場にお越しの方がいらっしゃいましたら、ぜひセリ場にお立ち寄りいただけると幸いです。
それではみなさま、ごきげんよう。

















