OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

自宅花の飾り方トレンド

2025.12.02

こんにちは。花研の一研究員です。

IKEA JAPANさんの最近のテレビCMを見ていると、ご自宅で花を活けるトレンドは、小さな花瓶をたくさん並べ、その花瓶に1‐2種類ずつの花が生けてランダムに置くというスタイルな気がします。

登場する人物は皆さん海外の方です。

IKEAのCM

 

以前もこのブログでもご紹介したかと思いますが、花の飾り方が大いに変化しているのです。小型でかっこいい花瓶の登場、家の間取りの変化、花きを飾りたい欲求、様々な要素が「一点」で交わったとき、このような飾り方を生んだと言ってもいいかもしれません。

 

様々な植物が切花として飾られるとき、私たちはどういう情報を提供できるのか、鉢物でも切り花として飾りやすいですよ、とか小型花瓶にぴったりな切花栄養剤があるんですよ、海外にはこんなに小さく小分けした切花栄養剤はないので日本のメーカーのものですよ・・・とか。花の提案、売り場も、こうしたライフスタイルの変容、生活者マインドの変化に合わせて適応してきたいですね。

ちょっと“ウォレス”入ったかな。

 

・・・編集者の補足・・・

「入ってへんよー」と突っ込みたいところですが、それは読者の皆さまの受け取り方にお任せしようと思います。

補足させていただくと、どうやら「生活者に合わせて適応する」ということを、「進化論」と捉え、「イギリスのアルフレッド・ウォレスっぽいこと言ってるね」と締めくくりたかったみたいです。

「ダーウィンではなくて、ウォレスをあえて選んだ理由は?」

と聞くと、ダーウィンはNHKの番組に取られてしまったのであえてウォレスなのだと。

まあ、ウォレスはマレー半島に探検に行ったときに、のどが渇いてやむにやまれずネペンテスの“ツボ”に入った水を虫をかき分けて飲んだことが伝わっています。聞いているだけで顔が歪みそうですが、どうやら少し酸味があっておいしかったのだとか。そんな武勇伝や、ダーウィンの良き友人として賛同しながらよく話を聞いてあげていたとか、とても謙虚な性格だったとか伝わっていまして、花研の中では結構ウォレスファンが多いのです。

ダーウィンとウォレスも進化論を提唱しましたが、二人の提唱内容の違いをちょっと調べてみますと、今回のブログ話はウォレスに近いかもしれません。

なんて言っているうちに、本文より細くの方が長くなってしまったではないかー!

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