OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

生活者のアイディアに学ぶ

2017.07.12

来年の『花研手帳2018』の制作がいよいよ佳境に入っています。

そのコンテンツの一つ、恒例のアンケートページ作成のため、“800人の生活者のみなさまに花に関する意識調査”を行いました。アンケートの中で「花があったらいいなと思うシーンや場所」をフリーアンサーでご回答いただいたのですが、不思議と回答はいくつかの生活シーンに集中しました。

その一つが「駅」や「通勤(満員)電車」をキーワードとしたものです。いかに首都圏における通勤時間が電車通勤をする生活者の中で大きなストレスの要素となっているかを窺い知ることができます。

ちょうど昨日から小池百合子知事の旗振りの元、「時差Biz」の取り組みがスタートしましたが、東京都はきちんと生活者のストレスを解消すべく、的確にポイントを得て課題に取り組み始めたと言えるでしょう。

 

脱線しますが、ちなみにアタクシも電車通勤です。しかし、始業時刻が平均的な時間よりも幾分早いことと、帰りの時刻も混雑のピークを避けていること(・・・というか、自動的にピーク後になってしまうのですが)、また混雑しがちな車両や駅構内のルートをあえて避けることで、自分なりにストレスを回避するよう心掛けています。この回避ルートを見出すまではかなりストレスでしたし、車内で不快な思いもたくさんしました。混雑ピーク時には回避ルートも回避にはならないでしょう。都内を電車通勤していると、満員電車は日本社会でかなり深刻な問題と実感できます。車内トラブルも日々多発していることでしょう。通勤に「痛勤」という字があてられるのも理解できます。

 

さて、通勤話はさておき話を戻せば、ほかにも「花があったらいいな」の観点で多くのご提案をいただきました。まだまだ取り込むべき需要がたくさんあり、生活者が必要としていながら、まだそのニーズに応えていないシーンがあることに気付かされました。流通の立ち位置、経営の規模に関わらず、花き業界の一員としてこれから実行・実現していくことは山積していると実感した次第です。

生活者のみなさまのアイディアにヒントを得て、これから新しい生活シーンへの提案にチャレンジしていく必要があることをアンケート結果から学ばせていただきました。

アンケート結果のまとめは『花研手帳2018』をご参照ください。

『花研手帳2018』の発売は8月21日頃を予定しております。

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