OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

テアトル蒲田で花戦さ!

2017.06.12

やっと行ってまいりました。

野村萬斎さん主演の映画「花戦さ」。

なんと思いがけず「テアトル蒲田」という、昭和臭ぷんぷんのかなりレトロな映画館で鑑賞することになりました。

本当に思いがけずだったのですが、この昭和臭が意外にもアタシたち世代には心地良い。

 

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レトロなタイルが敷き詰められたチケット売り場。

 

この扉の感じ、「上映中ボード」の色合わせ。今の映画館にはなかなかない趣です。

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通路で待っていたら、エンドロールの音楽がダダ漏れで外に聞こえてくる。すると、・・・

「前の会が始まったらすぐ始まりますので、すぐに中に入ってください」とスタッフの女性から案内が。

 

「すぐ始まります」という表現に多少緊張感すら感じ、通路のベンチに座ることすらできませんでした。入口のドアまで3歩(サバ読みなし)なのですが、なぜか「すぐ始まります」という、柔らかいんだけど温かみのない口調に、急にくつろげなくなるのもこの映画館ならではの戦略なのかもしれません(笑)

 

中に入れば十分なスペースにほぼ貸切状態のゆったりモード。もう一人いたけど、爆睡しとったな~^ ^;

この映画館のご近所にある「亀谷百貨店」と禁煙PEPSIの看板に目を奪われます。

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どんな映画館かと戦々恐々としておりましたが、中はレトロな雰囲気を残しつつ、かなりきれい、清潔に保たれていて、居心地の良い映画館です。またここで映画を観たいと思わせます。

 

終わって会場から外に出ると、さっきいらした従業員さんもほかの観客も誰もいない。販売用のスナック菓子などは全て片付けられ、電気は半分消灯されていて薄暗い。・・・嗚呼、ここは本当に平成の世にある東京なのだろうか・・・タイムスリップしたようなノスタルジックな思いにも駆られ、大変面白い体験をさせていただいたように思います。

 

もちろん映画も存分に楽しませていただきました。

ここでネタバレをするつもりはありませんので、みなさまもぜひご鑑賞ください。可能な方はテアトル蒲田でご覧になるのもおすすめです。

花の物知り先生は、業界の常識・知識を持ち込まずに、純粋にストーリーを楽しむ気持ちでご覧になるといいかもしれませんよ^^(大きなお世話ですね。すみません)

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