花研コーヒーブレイク
モンゴルの国花 ”スカビオサ”
2026.09.23
とある偉大な方がモンゴルでご活躍されています。花き生産を指導する目的でしばらくモンゴルに滞在されていたのですが、間もなく帰国される旨の連絡をいただきました。
時々その方のフェイスブックに上げてある画像をみます。地球は丸かった的な雄大な平原の画像を見て、はりゃーーと思います。北方謙三の小説に『チンギス紀』というユーラシア大陸を制覇したモンゴル帝国英雄チンギス・ハーンの話があります。小説だけあって脚色も多いのですが、スケール感が行間から伝わるおもしろい小説です。
しかーし、フェイスブックの写真はそれどころではないのです、草原だぁーっていう感じです。だぁーの後の横棒がホライズン化するのですよ。
そのモンゴルですが国花がスカビオサです。正式には、Sucabiosa comosa。日本在来のマツムシソウとはまた違うタイプ。背丈が80cmほどにもなるそうです。
あちこち調べたら、岡山理科大学生物地球学部生物地球学科のサイトに説明と写真があります。こちらです。
国花というのは、①国が定めた場合と②歴史習慣的にそうだと認識されている場合と③商業的に言っている場合など様々なケースが混在していてややこしいです。
日本は公式に定めた国花はありません。②にあたるのかと思います。モンゴルのように①のケースばかりではないってことです。
2014年にモンゴル政府が国家の誇りを象徴する花として選定というのですから最近のことでした。そのスカビオサ、業界でいうところのスカビは、モンゴルでは夏季に3か月ほど開花し、
伝統的な装飾に使われ、寛容と忍耐を象徴する花だそうです。
優しい草姿にばかり目がいきがちですが、あの草原でびゅうびゅうと風に吹かれても大丈夫な植物なのでしょう、忍耐の象徴かつ寛容って誠にすごいことです。
ワタシには縁遠い言葉ですが、スカビオサを見るたびに思い出したいと思います。
★スカビオサの花はこちら⇓

★某日の大田市場仲卸フローレ21さんの店頭の様子を撮影したもの。いつもながら、ここの展示は素晴らしい。


それではみなさま、ごきげんよう。
スカビオサの流通期や旬、販売上の成長ステージは、フラワービジネスノートでご確認いただけます。











