花研コーヒーブレイク
ザクロの皮
2026.09.24
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
日常的に英語を使う人でない限り、英語で「ザクロの皮」を瞬時でポン!と言える人は、意外と少ないかもしれない。
かくいうアタクシも、3週間くらい前まで言えなかった。言えなかったというか、言う必要がなかった。「ザクロ」も「ザクロの皮」も。
これまで英語で言わなければならないシチュエーションに出くわしたことがなかったし、これからもないだろう・・・と思う。
でもなんだかどうしてもひっかかった。英語で「ザクロの皮」ってなんていうの??
野菜や果物の「皮」は英語では様々な表現がある。
玉ねぎの皮はskin
バナナの皮はpeel
トウモロコシの皮は husk
じゃあ、「ザクロの皮」は?
ザクロもわからなければ皮もわからない。
正解は「pomegranate rind」なんだって。(ほかにも言い方はあるかもしれないが、たまたま見たwebサイトではそう紹介していた)
ザクロのような厚い皮は「rind」って言うらしい。ザクロやスイカ、メロンなどのフルーツの厚い皮のことを言うのだそうよ。
ま、rindはいいや。何とか覚えられそうだし。
ていうか、「皮」より「ザクロ」よ、覚えづらそうなのは。
pomegranate rindと聞いた瞬間にこりゃ無理だわ。覚えなくても生きて生けそうだからいいや、と一旦は捨てたわけです。
しかしいや、待てよ。ザクロの英単語が無駄に長いの、何か意味がありそうだ。これはもしかして、ラテン語由来系ですな。とりあえず整理してみようと思ってフランス語でザクロをなんというか調べてみたわけです。
すると、フランス語でザクロは「granate」でした。
あ。ほとんど同じ・・・頭にpomeが付いただけじゃん。
フランス語のgranateにpomeが付いて、英語ではpomegranate。
pomeってリンゴのpomeでしょ!?確かにザクロ、赤くてサイズ感もリンゴっぽといえば、リンゴっぽい。

granateはフランス語で2つの意味があり、「ザクロ」と「手榴弾」。
って、え?手榴弾??急にそんな物騒な話??
確かに漢字でもザクロを「柘榴(もしくは石榴)」って書く通り、手榴弾にも「榴」の字が入っている・・・。
調べてみると、granateの意味は「種(粒)がぎっしり詰まった」の意味に由来しているのだそうです。

それがザクロを指すようになり、さらに形が似ている手榴弾もgranateと呼ぶようになったのだとか。
ついでにザクロの種に似た赤色の鉱物(ガーネット)の語源にもなっているんだって。
へー、そういえば宝石のガーネットも漢字で柘榴石(ザクロイシ)書くしね。みんな「榴」つながりだー。
そんなことをいろいろ思って調べていたら、覚えるつもりなかったのに覚えちゃったじゃん、pomegranate。
ついでにザクロ(柘榴)もガーネット(柘榴石)も漢字で書けるようになっちゃったじゃん。いつ使うのよー??
ちなみに、「紅一点」の紅は「ザクロ」の紅のこと。紅一点は、中国の漢詩に由来しているとさ。←このネタはよく使う。
東京モノレールの流通センター駅を出て、右に曲がったところに観賞用のザクロがあって、いま赤い実がなっているので、大田市場にお越しの際にはぜひご覧くださいな。
それではみなさま、ごきげんよう。











