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フラワービジネスノート 2026 ★9月15日発売

～プロフェッショナルに捧げる１年の設計図～

　世界経済はいま、地政学的な対立や保護主義の台頭によって、分断の傾向が強まっています。足元を見れば、日本国内、あるいは身近な産業でもその傾向をみることができるかもしれません。かつては売れていた商品が売れにくくなる、あるいは事業環境が少しずつ厳しくなると、どうしても保守的になり、部分的な視点にとどまりがちです。すると全体的な練習を見失い、産業の縮小や成長鈍化の引き金になりかねません。

　ところで、「リービッヒの最小律」という法則をご存じでしょうか。植物の生長や収量は、必要な栄養素の中で最も不足している者の水準まで制限されるというものです。この法則は、私たちの産業にも通じるところがあるのではないでしょうか。例えば、物流機能が縮小すれば商品が豊富にあっても運べる量に限界が生じます。あるいは、物流体制が整っていても需要が低ければ、産業の規模は拡大しません。すなわち、サプライチェーンの中で最も弱い部分が業界全体の成長を制限してしまいかねないということです。

　花き業界が成長していくためには、サプライチェーンを俯瞰して見えた課題を、連携して取り組む姿勢が不可欠です。本書が、その連携と協力を後押しし、花き産業の未来をともに考える一助となれば、これ以上の喜びはありません。どのような時代にあっても、業界に関わる皆様の知恵と行動が、道を切り開きますよう、お手伝いできればという思いで本書を作成いたしました。ぜひ、お手に取ってご覧いただければ幸いです。

「フラワービジネスノート2026」4つのポイント

1.【必見！】花き業界基礎データ集&社会経済の統計情報

業界基礎データから生産推移、支出金額（切花・園芸植物・園芸用品）、貿易統計、消費者物価指数推移、人口動態など、主に政府発表の数字を収集し、シンプルで見やすいグラフや図表に示しました。花き業界を取り巻く環境や、業界のサプライチェーンを俯瞰するのにマストなデータ集です。

2.【世界で唯一！】「切花」「枝物」成長分析マップ

枝枝物の生産・販売のシェア増に伴い、「切花品目別成長分析マップ」に加え、枝物約70品目をピックアップし、花研式手法で成長分析しました。分析結果はData18･19をご参照ください。

3.【超便利！】月別流通早見表　全340品目（切花・草花・枝物・鉢物）

切花、鉢物それぞれ国内で最も取扱高の大きい卸売市場のデータを元に、品目月別流通一覧表を掲載しました。世界で唯一、かつ最も信頼性の高い流通品目早見表と自負しています。「切花」「鉢物」に加え、今人気の「草花」「枝物」の詳細品目を加えた超豪華バージョンです。プロフェッショナルのみなさまの業務をサポートする便利なページになるでしょう。

4.【実践！】生活者マインドを先読みしたオリジナル販売アイデア48例

従来の常識にとらわれず、生活者に生花売り場に興味を持って足を止めていただけそうなユニークなアイデアを紹介しています。生活者の価値観が変われば、売り方も変わってきます。地域や業態によっても訴求ポイントは異なりますので、それぞれの販売現場に合った手法を考える材料としていただければと思います。

主なコンテンツ

●月間カレンダー（業界仕様の日曜日始まり、六曜、今日の花、花に関する歳時、オリジナル販売アイデア48例・切花/枝物各10品目、鉢物5品目ピックアップ）

●花き業界基礎データ

●全国県庁所在地別　花き支出金額ランキング

●世帯別　一世帯当たりの花き類（切花・園芸植物・園芸用品）支出金額

●月別　一世帯当たりの花き類支出金額

●全国消費者物価指数

●日本の農業生産における花きの位置づけ

●花き産出額　内訳

●品目別作付け面積、および出荷量

●国産花きの出荷量推移　ピーク時対比最新データ

●都道府県別作付面積・出荷量、および産出額

●経済指標/人口動態/GDPと農業総生産

●花きの貿易統計

●世界の花き生産国と主な出荷品目（日本向け出荷分）TOP30

●流通品目早見表（切花・草花・枝物・鉢物）

●切花成長分析マップ

●【特別企画】枝物成長分析マップ

●フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2024結果と潮流分析

●トレンドMEMO

●日本の暦を知る「二十四節気・七十二候・五節句・雑節」

●和暦西暦早見表

●横罫・方眼ノート　マメ知識付き

 

お求めはこちらから　9月15日発売予定  

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