OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

advertisement(宣伝)はどこから?

2014.09.23

 

某日、都内打ち合わせに出かけるために、有楽町を経由して電車を乗り換える。

乗り換えで地上を歩いている時に、微妙な距離を空けて歩く某所長(って一人しかおれへんけど)が独りごちる。

 

「adVERtisement? adverTIsement? adver・・・

(↑advertisementという単語のアクセントの位置を変えては、何度も発音している・・・)

advertisementとかadvertとか、宣伝(する)という英単語は何が語源なのかな。・・・君、知ってる?」

 

 

 

知らんがな(-_-)

 

 

 

花研手帳もやっと出来上がり、宣伝・販売のフェーズまで来た今、ふと彼の頭にadvertisementは本来どのような活動を指すのか、つまり宣伝とはどういう活動が根源であったのかと思ったのだと推測します。

それにしても遠くからほぼ独り言に近い音声ボリュームで投げられて、それを拾えって言われてもね。届かんちゅーねん。

 

ま、でも拾いました。小さい頃から一生懸命テニスボールを拾っていましたので、このくらいの球は拾います。

言われてみれば、宣伝ということばは世の中に経済活動があるからこそ生まれる言葉。言葉には生まれた年代というものがありますが(前回書いた昨年の新語”selfy”のように)、この単語は物や命・生活に関係する言葉よりも後、物を作って販売するようになってから生まれたのではないか。つまり、それほど古い単語ではなく、16-17世紀に外国から言葉が多く流入した時に誕生した言葉ではないかと、その時は勝手に思ったのです(実際には違うかもしれません)。

 

「知らんがな」と(心では)一蹴してみたものの、語源を調べてみれば、その単語にまつわる周辺情報が色々紐解けるかなと思い、私自身の興味とも一致したので調べてみました。もちろん、延いては花研手帳の販促活動にヒントになることもあるかもと気になったこともあります。

 

advertisementを分解すると次のようになります。

ad-・・・「~の方に」の接頭語。toと同じ。

vert・・・vertere(ラテン語。「回る」「向く」の意味。turnに同じ)

-ise・・・動詞をつくる接尾語

-ment・・・名詞をつくる接尾語

 

つまり「~の方に向きを変えること」という意味だということがわかります。

さらに言えば、ラテン語のvertereから来ているvertとは現在の英単語にも多用されていて、例えば、reverse (リバース・逆にする)の-verseもvertereに由来していますし、versus(バーサス・~対~。vsと略される)。はvertereの過去分詞形です。

最近「生物多様性」とよく叫ばれますが、これを英語で言ったときのbiological diversityの-versityもvertereに由来しています。離婚するのdivorceの-vorseも同じ語源です。そのほかanniversary(アニバーサリー・記念日)、universe(ユニバース・宇宙)、version(バーション、~版)、vetical(バーティカル・垂直の)など、私たちが日常使っている言葉の中にも、ラテン語のvertereに由来するものが多々あるのです。

 

ココで話を戻しますが、なぜ向きを変えることが宣伝するという言葉に通じるのか。

つまり、「人の注意の向きを変え、こちらに興味を持たせる」ということから、「宣伝する」という意味になったのです。

 

納得。

みなさまにいかに興味を持っていただくかを考えるのはマーケティングの基本ですが、改めてこれから花研手帳ほか宣伝していくに当たり、みなさまの興味を引き付けることができるよう工夫していきたいと思います。

 

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