OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

寒いけど暖冬

2018.12.24

本日、大田花きでは、年内最大の入荷量でした。恐らくですが、2018年の入荷口数だったと思います。

既に、出勤時にモノレールの浜松町や流通センターからの橋の上で、買い出しを終えた数々の仲買人さんとすれ違いました。流通関係のみなさまにおかれましては、相当お忙しい思いをされていることと、陣中お見舞い申し上げます。

みなさま、事故、トラブル、ケガなどないよう、この繁忙期を乗り切っていただきたいと思います。

 

 

さて、東京地方では、本日の日の出は6時48分、日の入りは16時33分でした(国立天文台ホームページより)。当時を22日に迎え、2日経過していますが、日の出は1分遅くなり、日の入りも1分遅くなりました。日の出、日の入りは最も南に寄るのが冬至。北半球では、太陽が1年で最も低くなる日。それよりは、少しでも太陽が高くなったり、数秒でも日が長くなっているのかもしれませんが、分単位ではまだ冬至と同じ日の長さでした。

1月6日が小寒、1月20日が大寒ですから、寒さはこれからさらに厳しくなりますが、日は長くなります。冬嫌いの私には、これからは光が増えるということが唯一の救いです。光が弱いこの時期には、意識的に家の中に花きを分散して飾るようにしています。

 

日の長さだけでいけば、今日も冬至と同じだったのですが、冬至といえば柚子湯。民放ニュースによると、今年は暖冬の影響で霜が降りる前にすべて収穫するところ、まだ霜が降りないので、木に成っている柚子の実も多く、高級品の大玉もあるのだとか。

暖冬の影響は多かれ少なかれ、あらゆる農産物に出ているものと思いますが、もちろん花きにも出ています。

例えば、先日松に付いていた虫について相談があったのですが、出荷産地の普及指導員さんに伺ってみると、今までにそのような虫が付いたことはなく、恐らく暖冬の影響だろうということでした。

今後、大きな波で訪れるであろう暖冬の影響を、生産・流通の過程でさらに考慮していく必要が出てくるように思いました。

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