OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ダイナミックプライシング

2018.10.29

今朝NHKのニュースを観ていましたら、AIが高速道路の料金を決めるようになる(?)というニュースをやっていました。

混雑時には高くなり、閑散時には安くなるという計算をAIがしてくれるのだそうです。

これをダイナミックプライシングといいますが、既にスポーツ観戦のチケットやホテルのブッキングサイトなどでは国内でもこの仕組みが導入されていますね。

「関越自動車道、高坂付近、渋滞30km」のような渋滞の時は、どのくらいかわかりませんが、高速道路利用料はめちゃくちゃ高くなるでしょうし、一方で通過するのに何時間もかかわるわけですから、高速道路を利用するのは、気が引けるというのがドライバー心理でしょう。(もはやこうなると高速道路というか低速道路ですが)

高速道路を利用しなくても、下道も結局は混んでいるので、ハイシーズンの道路渋滞は、なかなか日本の大きな社会問題の一つのように思います。ダイナミックプライシングが交通渋滞の解消の一助になるといいですね。

 

さて、このニュースを観て思いました。

花に関する相対やセリの価格もAIが決めるようになるといいのではないかと。

値決めはフェアになりますし、人件費も節約できるでしょう。人口減少が問題の中、外国の人や経験の浅い従業員でも、ある程度オペレーションできるようになります。

一方で、「目利き」「商品評価」という点では、もう少し人の目が関与する必要があるかもしれません。

 

他にもいくつかハードルはありますが、AI化の波は花き業界としても蚊帳の外ではありませんし、できれば取り入れていきたいところです。

 

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