OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

植物を育てたいミレニアル世代

2018.10.17

本年8月7日に、JFMAの特別セミナーで高校生のプレゼンテーションを開催し、その際、現在の高校生世代にあたるジェネレーションZ世代の消費行動や価値観について、ご紹介させていただきました。(その時のブログはこちら)

将来の消費のパイを作っていく上で、ジェネレーションZ世代の消費行動に注目することは重要なことですが、まだ収入を得ている世代ではありません。自分で稼ぎ、自分で消費するその上の世代であるミレニアル世代(1981年代から1996年頃生まれで2000年代に社会人になる世代)がアメリカや中国などの大国では、一般的に新しい消費傾向を作っていると言れていますす。

 

ある“ネット記事”によると、

「アメリカでは、レニアル世代の間で観葉植物を購入する人がこれまでになく増えている。多くのミレニアル世代が、持ち家をなかなか手に入れることができず、都会の小さな家に住む期間が長引いているため、植物を育てることに関心が向いている」

というのです。(記事はこちら)

日本の人口動態はアメリカや中国などの大国とは大きく異なります。

しかしながら、記事内の

「心の健康と幸せが、どれほど自然と深く結びついているかに気付かされたんです」

の一文には共感してしまいます。日本国内においても、経済インパクトはさておき、このミレニアル世代の植物に対する価値観というのは注目していた方がいいように思います。

 

もう一つの注目記事がコチラ。

https://www.businessinsider.jp/post-174687

「流行っている」、及び「男性に」とセグメントするの根拠が薄弱のような気もしますが、根塊植物が今注目を集めているのは確かです。男性がハマるというか、男女、年齢問わず、誰にとってもハマってしまうような魅力的な植物であるように思います。

この記事で「男性」にセグメントしている理由としては、

1.記者が男性なのだろうなーと(推測)

2.いままで、花やガーデニング、盆栽のような植物に関する趣味は、女性、あるいはある程度年齢を重ねた世代以上のものであった。ところが、若い男性が植物を楽しんでいる。今まで植物にあまり興味を示さなかったセグメントまで魅了してしまうほど人気の根塊植物であることを言いたい・・・ということかなと。

 

データが取れないのが残念なのですが、販売に直接従事される方に伺うと、どなたも確かに根塊植物の人気はうなずかれています。そして、なによりかくいうアタクシも根塊植物好きなのです^^実は、2009年に今の職に異動する前から。

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