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母の日参り 浸透度チェック

2018.05.14

母の日を目前に、先週末、新宿と表参道方面をメインに(プラスちょっと五反田)の生花店さま20店舗ほどを拝見して回ってみました。

店舗を拝見するだけでは、売れているかどうかはわかりにくいので、目的はどちらかというと以下の3つ。

  1. 生花店さまがどのようなものを、どのような手法で販売されているのかを拝見し、何か新しい動きはあるか、もしくはこれまでの潮流をどう伸ばしているのかなどのトレンドを掴むため
  2. 母の日参りの浸透度を定点観測するため
  3. 生花店さまの移転や店舗数の減少傾向などがあれば確認するため

 

本当に店頭をぱぱっと拝見した程度です。

しかし、それでも20店舗くらい拝見すると、わかることもあるというものです。

例えば上記2.に関して申し上げれば、20店舗中、「仏花」とPOPに記載して販売していたのが5店舗、そのうち「母の日参り」の一言でも謳っていたのは1店舗でした。それはスーパーの生花売り場。

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そのほか、地域に限らず自由が丘や品川周辺の通りがかりの生花店さまやスーパーの花売り場をあちこち覗いていましたが、母の日参りを謳って販売していたのは、その生花売り場ひとつだけでした。

まあ、確かに、表参道・新宿方面といえばお墓参りに行く方が花を買うルートではないかもしれないので、浸透度を見るにはあまりふさわしくないかもしれません。それでも昨年は新宿の某大手生花店さまの店舗で母の日参りのPOPを立てていましたが、今年はなくなっていました。

 

いずれにしても、母の日参りの浸透度を確認するのであれば、今回のラウンドルートとは別に見て回る必要があったし、もう少し拝見する地域を変えてみた方がよかったと内省。一方で、将来母の日参りの浸透度が高まった際に、今回の結果が比較の基点になることもまた確かでしょう。母の日参りが、実店舗にますます浸透していくことを願っています。

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