OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

切花 世代別消費規模

2018.05.10

切花や園芸植物の1世帯当たりの支出金額が、世代を追うごとに高くなっていくことは、以前小欄でもご紹介したところです。

(その時のブログはこちら)

 

そこで、“マーケット”としてどのくらいのサイズがあるのか、世代別一世帯当たりの切花支出金額に世代別世帯数(全国)をかけてみました。

下のグラフは、切花における個人需要のマーケットサイズを世代別に単純計算したものです。

GRF1

 

20代が1世帯当たりの切花支出金額1,685円×世帯数約460万世帯(単身世帯を含む)=約77.8億円

一方、70代以上は13,324円×世帯数約1,142万世帯(単身世帯含む)=約1,522億円

世代だけの時は、20代の支出を100としたときに、70代以上は8倍以上の支出金額でしたが、それに世帯数をかけてマーケット規模を試算すると、単純計算ですが、70代以上のマーケットは20代の約20倍のサイズになります。

 

それだけ世代間において、花文化の成熟度が全く異っているということでしょう。やはり花き業界としては、未来を担う若年世代と中高年、高齢者層など世代別にマーケティングをしていく必要があるのではないかと思います。(現在実行されているとおりですが)

例えばですが、若年層には、それぞれの個性を大切にして、彼らの感性で面白い、ラッキー、幸せと思ってもらえるような提案や仕組み作り、働き盛りの中高年、あるいは人口密集地のワーカーさんたちにはは花や緑の癒しをご提案。(weekend flowerやFlower Friday, Flower Bizなどが当てはまるでしょう。)

高齢者には広島県の花活のようなモデル、あるいは花を通した脳トレ等の体験型訴求。また、スーパーなどになかなか足を運べない地域への配達なども必要でしょう。

これらのマーケット規模を意識しながら、目標値を決めてマーケティングを進めていきたいと思っています。また個人的には、地域性も多いに考慮していきたいですね。

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