OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

青いキク

2017.07.27

本日の日経新聞に青いキクの記事。

農研機構とサントリーフラワーズさまは積年の間、青いキクの実現に向けて研究が重ねられてきましたが、この度さらに「青」に近いキクが開花したということでした。

カンパニュラとチョウマメから青い色素の遺伝子を取り出して、ピンクのキクに組み込んだそうです。

日本人の(と括っていいのかどうかわかりませんが)、まだ見ぬ花への飽くなき追究というのは江戸時代から変わらないというか、園芸への情熱はすばらしいものがありますね。

 

記事によると現状では、栽培過程で花粉が飛んで野生のキクと交雑してしまう恐れもあり、まだ一般に栽培・流通は難しいとのことでした。今後引き続き研究が重ねられ、いつかマーケットに登場するものと思います。

ちなみに、青いバラ(blue rose)の意味と言えばimpossile(不可能な)ですが、それを実現した青いバラに付けられた名前は”Applause”(拍手喝采)。

さて、青いキク(blue mum)の意味は英語であるのかどうかわかりませんが(blue dahliaならありますが)、マーケットに登場する日に付けられる品種名は何でしょうか。楽しみにしたいと思います。

 

共同通信のネットニュースにも掲載されていました。記事はコチラ。

農研機構の「青い花」ページはコチラ。

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