OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

「ガーデンそよかぜ」キキョウ展示会

2017.07.24

本日7月24日はちょうど2020年の東京オリンピックまであと3年という日。

2020年の今日、東京オリンピックの開会式が行われます。

“東京オリンピックで盛夏に耐える花を”と、日本の固有種であるキキョウを育種されている方がいらっしゃいます。「世界の安藤先生」とも称される元千葉大園芸学部教授の安藤敏夫先生です。この週末は、安藤先生がオープンされた「ガーデンそよかぜ」(千葉県野田市)にお邪魔してきました。

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花は開花した順に1日刻みにきれいに並べられ、早生、中生、晩生がきちんと整理されています。

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いやそれにしても、キキョウという花にこれほどいろいろは種類があるとは驚かされました。

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園芸品としても、また切り花としても可能性が高いことに気付かされます。日持ちの改善にはSTS剤が効果的なのだとか。

ササユリのような雰囲気を持つもの、一見ニゲラかと思わせるようなもの、スズランかスノーフレークかというような形状のもの・・・花型、八重、一重から色目、模様、花の向き、付き方、開花時期まで実にバリエーション豊かです。

 

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葉の付き方がらせん状にクルクルと回っていると思ったら、葉自体もクルクルと回り、またよく見れば蕊もクルクルと回っているという大変ユニークな逸品がこちら↓(写真が小さくてわかりにくいかも。すみません)

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安藤先生のお話では江戸時代の人々が楽しんだ園芸文化を復活させるという意味もあってガーデンそよかぜを開設したのだそうです。こちらのクルクルキキョウ(アタクシが勝手に呼んでいるだけです)のような品種が突然変異で出てくると、江戸時代の人はさぞ喜んで皆に見せていたに違いありません。花を通して日本の昔の人に思いを馳せるというのもいいですね。

五角形のツボミも楽しい。

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咲きかけ↓泳ぐクリオネのよう??

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灼熱の炎天下に晒された日でしたが、そよ風に揺られる青や白のキキョウの姿は、まさに涼そのものでした。

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ガーデンそよかぜで見つけた美しいキキョウは、弊社のインスタグラムでも一部ご紹介させていただいております。

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