OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ユーカリとコアラの不思議な関係

2017.07.13

最近、早期定年退職をご希望されて「退職後はドラマなどの脚本家を目指して学校に通っているんですよ」とおっしゃる方から、植物を使った殺人トリックのストーリーを書きたいから、相談に乗って欲しいなんて言われましてね(笑)

自分の勉強のためにも植物の毒とかトゲなどついて書かれている本を興味深く拝読しています。(それだけにいつもより発言も毒づいちゃったりとげとげしい発言になっちゃったりして・・・?!そのようなことのないよう気を付けていますが)

 

そのうちのひとつのネタとして、コアラとユーカリの関係が面白かったのでチョットだけご紹介させていただこうと思います。

花き市場にも多彩な品種が流通しているユーカリですが、なんとその葉には殺人や自殺に使われる「青酸」が含まれているのだそうです。(う~ん、脚本家のタマゴさんには喜ばれそうなネタだ)

葉はとてもきれいですし、触っても全く問題ありませんが、口に入れないようにしてくださいね。精油ももちろん問題なしです。

ユーカリの葉に青酸が含まれるなんて初めて聞きましたが、ではユーカリの葉をたくさん食べるコアラちゃんの健康に問題はないのでしょうか。

なんとコアラは青酸を無毒にするしくみを持っているのだそうです。コアラの腸内にいる細菌で無毒化するのです。

ところが、生まれたばかりのコアラの腸内にはこの細菌はいない。

どうするかというと、子どもが生まれると「お食い初め」として親は自分のフンを食べさせるのだそうです!!(衝撃的!!)生まれて初めて食べるものが自分の親のフンとは!

さらに、子どもは親の肛門の辺りをなめることで親からその細菌をもらい、自分の腸にも細菌を住まわせユーカリを食べられるようになるのだそうです。

 

このしくみによって、コアラはユーカリの葉をほぼ独占的に食べることができるという、生物学的に大変優位に進化した動物といえるでしょう。脚本家のタマゴさんにもお伝えして、是非殺人ドラマのストーリーで使ってもらいましょう。

もし、ユーカリの葉を使った殺人ドラマが放送されたら、そのネタ元は花研です^^

いや、違いますね。すみません。

私が拝読した本です。⇒『植物はすごい ~生き残りをかけたしくみと工夫~』 田中修著

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