OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

イースターでイースタート!

2017.04.17

実は、2003-2004年ころ(だったか、いずれにしても早10年以上前)、ハロウィンの次に日本人は海外のどのお祭りを取り入れるかを予想していたころ、イースターは日本では盛り上がらないと勝手に思っていました。

なぜなら、イースターは毎年日めぐりが違いますし(日にちが固定しないとパーティも計画しにくいかなと)、全人口の1%にも満たない(あるいは2%という調査もありますが、いずれにしても少なめな)キリスト教人口を考えれば、“復活祭”とかいう耳慣れない意味合いを考えながらではなかなか馴染めない。定着は難しいだろうと思っていました。

しかし、その予測は大きく外れたようです。

最近はイースターに関連した商品をスーパーでもコンビニでもよく見かけます。テレビCMでもイースターを切り口にしたものに出合います。まだまだハロウィンやバレンタインの市場規模には届いていませんが、今後成長株のイベントであることには間違いないでしょう。

また、「黄色」、「卵」、「ウサギ」、「花」のようなキーアイコンのわかりやすさは普及に一役買っています。難しいどころではありません。私の読みが外れたのはここが大きかったような気がします。今になって考えれば、そもそもハロウィンも日本人はその意味を考えて楽しんでいるわけではありません。そのうちイースターでも仮装パーティも始まるのではないでしょうか。(ヨーロッパではその兎の耳や花をかぶったり、多少そんなこともあるようです。参考写真はこちら

 

ご都合主義でお祭りならなんでも取り入れてしまう、(良く言えば)柔軟性を持った日本人の特徴なのかもしれません。「パリピ」という新語が生まれるのも頷けるというものです。

 

まあしかし、イースターは機会を得てはイベントを仕掛け集客を狙うディズニーリゾートの企画に端を発するのでしょうか。

花業界もこの波に「乗っかる」必要がありますね。

昨日拝見した某駅中の生花店様は、ばっちりこのムーブメントを捉えていらっしゃいました。

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来年からは、さらに裾野が広がり、「イースターでイースタート!」ということで生活者のみなさまを応援できるといいですね。

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