OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

フラワーパワー

2016.09.30

朝、ドタバタと出発の準備をしながら、テレビのNHK番組に耳だけ注意を傾けていると、「フラワーパワー」というY字型をした水色の植物管理ディバイスが紹介されていました。

鉢植え植物の水遣りのタイミングや日照量が足りないなどを知らせてくれるセンサーなのだそうです。

今まで土の中の水分量を教えてくれるゲージのようなものはありましたが、このフラワーパワーの違うところは、約7,000種の植物、それぞれの管理方法データベースを備えているというところです。そのデータベースをスマホに取り込み、その中から自分が育てている植物を登録しておくと、それぞれの植物に合った水分量や日照量を教えてくれるというものです。

詳細はこちら(クリック)

 

今年の春、弊社で生活者のみなさまにアンケートをしたところ、花を買って(もらって)困ったことは、その管理方法がわからないと回答した人がが圧倒的に多かったのです(「花研手帳2017」ご参照)。このフラワーパワー、IoTを使って生活者のお悩みを解決するという優れたお役立ちツールとなるでしょうね。

NHKのコーナーで紹介されるというのも納得です。

テレビ画面の写真を撮りたかったのですが、バタバタしすぎていて余裕なしにてすみません^ ^;あはは~、朝の喧騒ぶりがばれてしまいますね。

 

ついでにチョロット日経記事のご紹介。9月30日版。

【その①】築地移転延期となっても魚の流通に影響は軽微という記事。

それだけ流通経路が多様化し、市場外流通が増えているからなのだとか。移転騒動で市場は弱体化、築地は余りものが流通する市場になりそうだと。記者さんが書いていますから多少偏りもあるでしょう。なんとなくシナリオに合った声だけを集めているような感じさえする記事。

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【その②】やさしい経済学「農業の効率化と地方創生」連載スタート

東京大学准教授の川島博之先生による連載が始まりました。川島先生は食や農に関する多くの著書を出版されていて、アタクシもその何冊かを拝読し、勉強させていただきました。中でも「食の歴史と日本人」(東洋経済新報社、2010年)は個人的にここ数年でベストヒットの1冊です。

このコラムは「マスコミの報道には偏りを感じることもあります」と、日経掲載でありながら、実際の日経新聞の報道の偏りの指摘から始まっています。このような媚びない姿勢に共感しますし、だからこそコラムが面白いのでしょう。

このコーナーの企画から、6-10回くらい連載があるでしょうか。楽しみに勉強させていただきたいと思います。

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話は変わりますが、もう週末なので、ついでに言ってしまうと、今週冒頭でご紹介させていただいたダリア総選挙で展示されていたNAMAHAGEオーブ。2016年にデビューした新品種ですが、1週間でかなり表情を変えていました。同じ品種とは思えないほどの変化を遂げるこのような品種も珍しいですね。“うんと魅力的”です。

9月26日 NAMAHAGEオーブ

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9月30日 NAMAHAGEオーブ

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それではみなさま、良い週末をお過ごしくださいませ。

 

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