OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

カスミソウとスターチスの展示

2016.08.30

今週は、大田市場仲卸の中央花卉さまの店内で、カスミソウ新品種の展示中です。

8種類に及ぶ新品種。カスミソウといえば、専門的に花き流通に携わらない限りは一般的にはどれも同じように見えてしまいますが、この前に立つとそれぞれに違いがよくわかります。

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違いは輪の大きさばかりではありません。

ドーム型にクラスター(塊)を作って咲くもの、平坦に咲くもの、クラスターごとに高さが違うものや同じ高さで咲くものなど花の月月からから、、枝ぶり、枝の丈夫具合、花柄の長さ、花弁のフリンジ度など、あらゆるポイントに及びます。よく見ると茎の色も違っていて、その品種の印象に大きく影響していることがわかります。

 

カスミソウを手に取る中央花卉の中谷さま。

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それらの品種の違いは、買参人・買い出し人のみなさまがどのような用途で使われるかで選ばれます。

例えば、花束の中に沈めるのか、カスミソウだけで何かを作るのか。

たまたまレジに並んでいらした買参人様にお伺いすると、「メインとなる花の花と間にカスミソウを入れるので、クラスターの天辺がフラットで高さが揃っていた方が使いやすい」とおっしゃっていましたし、一方中谷さまは、広がるカスミソウの枝を軽くまとめて上から見たときには、ドーム型で枝ごとに高低差があった方が、花に奥行が出て印象的になるとおっしゃっていました。

このように一見同じように見えるカスミソウですが、そのわずかな違いをデザイナーや買参人のみなさまはご自身の用途に合わせて使い分けているのです。

ご興味がございましたら、ぜひ店内を覗いてみてくださいませ。

 

そのすぐ近くで種苗会社のミヨシさまのスターチスとカスミソウの展示会。

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スターチスは新品種のお披露目会でもあります。

新品種はこちらのピリカブルー。

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「ピリカ」といえばお米ブランドの「夢ピリカ」を思い出しますが、「ピリカ」とはアイヌ語で「美しい」を意味するのだとか。そこで、北海道の青くて美しい空と海からインスピレーションを受け、青いスターチスをこう名付けたそうです。

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改良ポイントは、枝が暴れず立ち姿がすっきりと美しいこと。しかも花付きボリュームはそのまま。

加工されることが多いスターチスは、作業性がアップすることが期待できます。

品目によって重視する改良ポイントが違うものですね。

 

市場で最も取扱数量の多いカスミソウのヒット品種は「アルタイル」はミヨシ様の看板品種の一つ。

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カスミソウといえば、昨今はカスミソウだけのデザイン

 

「カスミソウ ブーケ」で検索すると、2010年と2015年の違いは以下の通り。

https://www.otalab.co.jp/blog/2016/05/25

“カスミソウだけのウェディング”というご注文も急増しているそうですが、ミヨシ様ではカスミソウの花冠やクラッチブーケ、ブトニアの作り方とともにご紹介されていました。

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カスミソウは知名度も高く、比較的なじみのある花ですが、カスミソウだけのデザインを上手に作るには、意外と技術のいることだと思いますので、このように靴り方とともにご紹介されるのは素晴らしいことですね。

この展示会は9月2日(金)まで大田市場花き部仲卸通りで開催中ですので、ご興味のある方は是非お立ち寄りくださいませ。

ミヨシさまの社員1年生の磯部さま↓

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