OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

全国 切り花支出金額2017

2017.12.19

気付けば今年の営業も来週でおしまい。

あー、早いな~・・・とぼやく人はだいたい何も成し遂げていなかったりする。その通り。すみません。何も成し遂げていません。しかし、乗り越えなければならない幾多のことがありました。時が経つのは早いけど、その時が乗り越える手助けをしてくれているようにも思います。

 

さて、2017年を振り返る意味でも1世帯当たりの切り花消費金額を昨年と比較してみました。今日はとりあえず切り花。園芸植物改めてやりまーす^^

2017年のデータは10月まで公表されています。2013年からの月別支出金額を比べてみました。(全国)

graf1

(出典:総務省家計消費データ)

2017年は本日時点で10月までのデータが最新です。

9月以外、どの月も2017年(青棒)が前年を下回っていることがわかります。とりわけ1,2月と直近の10月の落ち込みが大きいですね。

多少でこぼこしていても、全体的に横ばいになっていればいいと思うのですが、9月などは右肩下がりの傾向が大きいですね。3,8,9,12月は切花消費の大きな山ですから、この一角が崩れていくというのは大きな打撃になりかねません。

月平均を年ごとに比較すると次のようになります。

↓1世帯当たりの切り花支出金額(全国) 月平均(円)

graf2

(出典:総務省家計消費データ)

2017年は支出が大きく伸びる12月分が加算されていませんので、必然的に低くなるわけですが、恐らく1-10月の動きから推定するに前年を上回る見込みは少ないと思われます。

 

1年間の支出金額の推移をグラフにしました。(1年分の合計ですから、17年はまた後日)

graf3

15年、16年と続けて落ち込んでいますが、月別のグラフを見ると、7月くらいまでは順調に支出金額は伸びていたのに、8月くらいから財布の紐が固く締められるようになっている印象です。野菜の価格が高騰したことにより、野菜と売り場が同じである(スーパーなど)花への支出が削られたのかもしれません。と考えると、野菜の価格が高止まりしている今年の11月、12月もあまり期待できないでしょうか。来年の公表日を待ちたいと思います。

2017年速報まで。

 

↓おまけ

graf4

 

明日は東京都区部のみのデータに区切ってまとめてみたいと思います。

 

※グラフデータの無断転写はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

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