OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

2013年 流行色当てゲーム

2012.11.27

米国PANTONE(パントン)によると、2012年の色はタンジェリンタンゴでした。→ブログはこちら 

2012年 Color of the Year タンジェリン・タンゴ

2011年 Color of the Year  ハニーサックル

2010年 Color of the Year ターコイズ

 

このような流れできていますが、皆さまは来年2013年の流行色は何色と思われますか?

アタクシは全くわかりませんが、もしかしたら、サーモンピンクかそれに近い色くらいかな~とか思います。でも2年前にピンク(ハニーサックル)だったばかりですし、“またピンク?”みたいなところはあるのですが、街で始まったクリスマスツリーの装飾を見ていても、ちょっと黄色味の挿した暖色系で、もう少し柔らかいトーンのサーモンピンク系??なんとなくそんな感じがします。

暖色続きの近年、グリーンあたりの寒色が来てもいいかもと思いつつ、やはり経済の冷え込みから、まだもう1回暖色が続くかもなんて思ったりして。

ま、外れるでしょう。

 皆さまはどう思われますか?

是非私どものフェイスブックのコメント欄からご投稿ください。

12月10日前後にPANTONEから発表があると思います。楽しみにしていたいと思います。

 

 

或いは、このPANTONE発表の流行色、米国だから関係ないでしょ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

関係ないと言えば、関係ないでしょう。PANTONE発表の流行色を知らなくても、なんら態勢に影響なくやっていけますし、現にアタクシも人生およそ20年のうち(?)殆どの年は知らずにやってきたわけですから。

 

しかーしッ!それを知って物事見ると言うのは一つ仮説ができますので、世の中を見るのが楽しくなります。(コレホント)

例えば、流行色が「ターコイズ」と発表された年、銀座を歩いていてもまだ1月くらいの寒い時期なのに、ターコイズ色の洋服がデザインされてショーケースを飾っているブティックもありました。そのショーケースには、洋服に合わせて、ターコイズカラーの雑貨も装飾されていました。雑貨は確実にPANTONE発表の色に大きく影響されているように思います。実際、2010年はターコイズのガラスの花瓶をよく見かけましたし、ウチの所長が買ってきたこともありました。

 

とはいえ、その色が発表されたからといって、生産する花の構成品種を変える必要まではないと思います。花は農産物ですから、変えろと言われて一朝一夕に変えられるものでもありませんし、例えば「ターコイズ色の花作ろう」ということになっても困りますよね。日々の花の取引では、季節感とかイベント性、ストーリー性とか、もっと大きな流れでの流行色など、生産に関して言えばどちらかというとPANTONE云々よりもそちらの要素の方が考慮する必要があると思います。

 

また、米国発表なのに日本で生活するこちらまで気にする必要があるのかと思われる方もいらっしゃると思います。

考えてみれば米国のGDPは約15兆ドルくらいですか。(→このサイト、面白いですよ) (もしくはこちらもオススメ)

つまり世界のGDPの4分の1近くを占めているということになりますかね。

米国の場合はそのうちの70%が個人消費と言われていますから、世界のGDPのおよそ18%は米国の個人消費にかかっているわけです。

そのくらい世界の消費や経済に対して影響力があるということです。米国で発表されたトレンドカラーもその個人消費にかかっていると思うと、米国発信の消費に関する情報も他人事だけとしては見ていられなくなります。今度はモノを見る目が変わってくると思いませんか?

 

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